熊本県の苺ティー

熊本県の苺ティー美味しそうですね

キリンビバ、「午後の紅茶」で熊本地震の復興支援




キリンホールディングス傘下のキリンビバレッジは24日、2016年に発生した熊本地震などからの復興を支援する「午後の紅茶」を発売すると発表した。熊本県産のイチゴや紅茶葉を使用し、1本の販売につき3.9円を熊本県に寄付する。若年層を中心に社会貢献への関心が高まるなか、被災地支援を打ち出して購入につなげたい考えだ。

「午後の紅茶」ブランドの発売35周年を迎え、新たに「午後ティーHAPPINESSプロジェクト」を立ち上げた。第1弾として6月1日に「キリン　午後の紅茶 　for HAPPINESS　熊本県産いちごティー」を限定発売する。

熊本県産のイチゴ「ゆうべに」や紅茶葉を使い、1本につき3.9円を寄付する。希望小売価格は500ミリリットルのペットボトルで税抜き140円。数量限定で全国で販売する。

売り上げの一部を被災地支援として寄付する取り組みは同社では初めて。加藤麻里子シニアブランドマネージャーは「午後の紅茶のエントリー層となる10代は学校教育などで社会貢献への意識が高い。午後の紅茶の取り組みを認識してもらい購入してもらいたい」と話した。

寄付金は被災地の復興支援や南阿蘇鉄道の復旧、県産農産物の販売支援などに充てられる。熊本県の蒲島郁夫知事は「今回の商品を飲んで全国の皆さんに熊本県を思い出してもらえるのをうれしく思う」と述べた。キリンは消費者や社会と共有できる価値の創造を目指すCSV経営を掲げており、今後も復興支援商品の拡大なども検討している。


https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC242BY0U1A520C2000000/